海洋センターの要塞に会いに / 大阪① 7/47

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

九龍とかレパルスベイとか。モノポリー香港版で遊んでいるうちに「うわーどこか行きたい!今すぐ出たい!」で急遽大阪。「行く所リスト」を眺めて飛び込んできたのが大阪でした。(記事「新高速鉄道「廣深港高速鐵路」開通、啓徳空港を偲び、そしてちょっと買い物 / 香港旅行記④」)

サッとパッキングして出発。2020年12月22日午後2時、御殿場JCT-浜松いなさJCT間の145kmが、最高速度120km/hに引き上げられた新東名。爽快。

ガントリークレーンも工場の蠢きも好き。いつもの湾岸とは違う四日市の工場がカッコ良かった。煙が生き物みたいで。

おーメルセデスっぽい関空の道標。左折時には機首が左向いてたりしてカワイかった。

伊丹は丸で囲ってなかった。

関空近くまでブンブン走って、大阪府立青少年海洋センターへ。目指すは左の研修棟。シルエットだとワンコみたい。

これ、第二次世界大戦時イギリス軍が建設した軍事要塞「レッドサンズ要塞」を調べていた時に出てきたもの。日本にもそっくりな建築物があるって。おー!!!!会いたかったわー!!!

設計者のガイ・マンセル(Guy Maunsell)に因んで、「マンセル要塞」とも呼ばれる英国の海上要塞。

人が見てない時に動いてるね。英国のは軽やかにクルクル回りそうだし、大阪のは音をたてずに平行移動しそう。
センターが休館日だったので砂浜側からしか見られなかったけど…来てよかった。海の方からの顔も見に行こう。
1975年竣工のこの研修棟は、ル・コルビュジエに師事した建築家・坂倉 準三が設立した坂倉準三建築研究所(現・坂倉建築研究所)が手掛けたそうです。

耐候性鋼板の外装。格好良い。

で、なんばのホテルロイヤルクラシック大阪。

建築家・隈研吾氏が2019年、和の巨匠 村野藤吾の代表作である新歌舞伎座をホテルとして再生。村野氏の連続唐破風デザインと上層部のアルミの繊細な粒子とが相まった優美な建築です。美しい違和感。(記事「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」)

続く。

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