道東。最果ての地へ①〜神の子池・阿寒摩周国立公園 北海道 6/47

2021.09.08

こんにちは Lulu.です。誰もいない「最果て」に行きたい!と思って浮かんだのが野付半島。北海道の東、知床半島と根室半島のあいだに位置する日本最大の砂の半島、砂嘴(さし)です。

40年程前に行った時の情景が未だ鮮やかに浮かぶ程、印象的だったこの地。

貯まったマイルもあるしー。金の鶴丸(東京オリンピック・パラリンピックの特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」の3号機:エアバスA350-900型機、登録記号JA06XJ)に挨拶して釧路へ出発。

整備ありがとう!行ってきまーす。

JAL格納庫。うー早く工場見学再開してほしい。(記事「急に格納庫が見たくなって「JAL工場見学 〜SKY MUSEUM〜」に行ってきた」)

ドレサージュと障害を愛でながら飛ぶ。

たんちょう釧路空港に到着。整備の車も、出光の航空機給油車も待機してくれてる。出光は2019年1月、国内石油元売として初めてバイオジェット燃料をサンフランシスコ空港にてJAL、ANAに供給実施しています。

うわーんカワイイ!!!「くしろよろしく」。

釧路空港から北へ。摩周湖、屈斜路湖を目指します。紙の地図は必須。行き先に色付けする作業が好きだし、俯瞰出来てブワッと世界が広がるからね。

走り出してすぐ、遠くにタンチョウが。道東を象徴する特別天然記念物であるタンチョウは、日本のシンボルであり、アイヌの人々にも「サロルンカムイ(湿原の神)」と呼ばれてきた気高い鳥。

摩周湖の北に位置する「神の子池」。この池は、摩周湖(カムイト=神の湖)の伏流水からできているという言い伝えから「神の子池」と呼ばれているそうです。

なんて透明度!なんて青!なんて緑の美しさ!

水温が年間を通して8℃と低いので、倒木が腐らず化石のように沈み、その横をオショロコマが悠々と泳ぐ姿が神秘的でした。

摩周第三展望台へ。真ん中に見えるのが、アイヌ語で「神となった老婆」を意味するカムイシュ島。

1931年の調査でバイカル湖(ロシア)をしのぎ、世界一の透明度を記録した摩周湖。

周囲を深い崖に囲まれ、国立公園の特別保護地区である摩周湖は、尾根道以外の散策道がなく、「摩周ブルー」と呼ばれる独特の青は人を寄せ付けません。

流入、流出する河川を持たない閉塞湖である摩周湖は、その透明度の高さが傑出しています。

2019年からは、摩周湖の麓とその伏流水の恩恵を受ける5町(清里町、別海町、中標津町、標茶町、弟子屈町)と関係機関から成る「摩周湖環境保全連絡協議会」が水質調査や透明度測定を実施。調査結果は、汚染の極めて少ない状態を観測するGEMS/Waterナショナルセンターへ提出後ドイツ本部でデータベース化され、国連機関、各国の研究機関へ無償で提供されています。

湖の反対側の広がりも爽快。

屈斜路湖へ。国道から砂利道を折れて進むと、湖岸より湧き出す温泉を囲った開放的な露天風呂「池の湯」があります。

混浴ですが、湯船の脇には男女別の簡素な脱衣所が建っています。冬には白鳥も浸かっているそう。

で、手作り足湯をつくるべく「砂湯」へ。おークッシーがお出迎えしてくれた。

ここ屈斜路湖畔の「砂湯」は、砂浜を掘ると温泉が出てくる珍しい場所。

掘った場所で出る温泉の温度が違い、場所によっては50度近い温泉が湧くところもあるそう。ザクザク掘るよー

私が掘ったところは熱かったーでも運転で疲れた足に気持ち良い温度でした。

夜は押しつぶされそうな程の星と漆黒の闇に感動。

続く。

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