タイのパンピューリから大麻の香りをイメージした「ヘイズ オブ グラス(Haze of grass) 」が登場

2021.10.27

こんにちは Lulu.です。クリーンビューティとウェルネス ライフスタイルを提案するタイの「パンピューリ(PANPURI)」から大麻をイメージした香りが発売されると聞き、伊勢丹に駆けつけました。

パンピューリは、2003年にヴォラヴィット・シリパークによってアジアの伝統を大切に設立されたブランド。ブランド名は、古代サンスクリット文学から来る、2つの言葉を組み合わせた造語。パンナ(PAÑNA)は智恵・賢明さを表し、ピューリ(PURI)は純粋・清潔を意味します。

パンピューリからは、耳触りの良い言葉を並べただけではない、肌から吸収されるものの安全性に対する確固たる信念が感じられます。それは意識の深いところから捉えた「美」。

ヴォラヴィット・シリパークは、次のように定義しています。「クリーンビューティとは、自分自身をケアすることが、周りの幸せにもつながっていると知ることです。そしてクリーンなスキンケアは、”Good, effective and necessary”(効果があり、良いものを、必要な分だけ)であるべきです。 

そして生まれたのが、パンピューリのゼロリスト™(THE ZEROLIST™️)。

パンピューリの処方には、人体や環境に影響を及ぼす可能性のある2,300種類以上の成分の使用を禁止しています。秘密やリスク、安全性が疑われる成分は一切排除し、透明性や安心、よりクリーンで安全な自然の代替品をお約束しています。

そんなパンピューリから生まれた「ヘイズ オブ グラス(Haze of Grass)」は、大麻の収穫地として知られるタイ、ラオス、ミャンマーをまたぐ「黄金の三角地帯」が着想源。レモングラス、ローズマリー、 レモンの皮の香りを組み合わせ、スイートバジル、ジュニパーベリー、ブラックペッパーの独特のスパイシーな香りを加え、大麻の香りに限りなく近い香りを再現しています。

大麻はタイで最も古い薬用植物の一つで、2,000年以上前から、アジアの伝統医学に欠かせない植物です。

キャンドルにはパラフィンを使用せず、重金属や化学物質を含みません。またディフューザーも、害や刺激となる化学物質が含まれていません。

タイで丁寧に作られたガラス容器の美しさ!

亜熱帯の深緑の丘に、霧がかったように漂うみずみずしい土の香り。レモングラスとスウィートバジルがあのタイの湿度の高い空気を運んでくれます。キャンドルの泥のようなグレーはなんだか…メコンデルタ。

全部揃えたい!「ボヤージュ オブ キュリオシティ」シリーズ。ガラス容器の色の美しさ、喧騒と湿度と懐かしさの入り混じったアジアな香りが旅情をそそります。

バガンドーン 」:マンダレーの平地から昇る朝日を見た時の感動。

ああ、これは大好き。オリエンタルスイートバジルとグリーンティー。霧がかった温もり。箱には仏塔が描かれてるし。あーバンコク行きたい!!!!!(記事「エラワン・ミュージアム〜3つの頭を持つ巨大な象に会いに/ バンコク旅行記②」)

アンダマンセイルズ」:タイのアンダマン海、海辺の思い出。

ベルガモット、グリーンティー、ナツメグ、そして心地よいサンダルウッドが爽やかなタイのビーチへ誘います。

レッドムーン」:アジアの陽気なお祭り。

ローズベリーとネロリ、ホワイトムスクが甘く、歓喜に満ちた春の訪れを祝います。

そして「レザーアワーズ」:感覚へと心地よく語りかける、心温まる想い出。

コリアンダー、オレンジがトンカビーン、アンバー、サンダルウッドと重なり、深いところにある何かが呼び覚まされるような香り。

人物をイメージした琥珀なガラス容器が麗しい「ファムファタール」シリーズ。スカーレット・オハラやマリー・アントワネット、ジュリエット・キャピュレットなどありますが、気になったのが、女性として初めて大西洋単独横断飛行をしたアメリア・アールハートをイメージした「アヴェイトリックス」。

ベルガモット、レモン、バジル、タラゴンが大空へ、冒険へ。大いなる自信を与えてくれる香り。

コーズ セレブレ」はマリリン・モンロー。ハニー、プラリネ、マンダリン、パチョリが甘く魅惑的。だけど、誰にも見せなかった誰にも言えなかった「孤独感」のようなものを薄っすらと感じて…なんだか泣けてきそうな香り。余韻が残る香り。

パークハイアット バンコクやオリエンタルホテル ペナンにスパ施設を持つパンピューリは、スキンケアやヘアケアが充実しています。スキンケアは余計な香りが一切しなくて潔くって気持ち良い。

緑な気分だったので、アーティチョーク葉エキスが入ったシャンプーたちを連れて帰った。ウキウキ。

緑よね、緑。あー緑に囲まれたジム・トンプソンの家が夢。(記事「タイシルク王 ジム・トンプソンの家(The Jim Thompson House)/ バンコク旅行記④」)

CIAの前身、特務機関であるOSSの情報将校としてタイに派遣されたジム・トンプソン。洗練された柄のシルクを生み出し、タイシルクの名を世界に広めた彼が失踪したのがマレーシアのキャメロン・ハイランド。

日本でも皇室の儀式「大嘗祭」に供えられ、神聖な植物として古代から重用されてきた大麻。戦後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)によって栽培が禁止されるまでは。

色々探っていくと興味深いね。それぞれの解釈によって現実は展開する。物事は見た目通りではないよね。

今宵は、スタバのキャメロン・ハイランド カップでお茶を飲みながら、大麻なキャンドルを焚こう。

伊勢丹新宿本店で開催されている香りの祭典「サロン ド パルファン」会期中には、ポップアップショップが展開されています。

サロン ド パルファン 2021

2021年10月27日(水)~11月2日(火)

パンピューリ(PANPURI)本館地下2階 ビューティアポセカリー

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