2022.01.26
こんにちは。シャネル2022年春夏オートクチュール コレクションがグラン・パレ・エフェメールで開催されました。いつもショーを開催するグラン・パレが工事中のため、グラン・パレ・エフェメールで。ここは2024年のパリ五輪の会場として使用され、その後解体される予定だそうです。
ヴィルジニー ヴィアールがショーの演出を依頼したのは、アーティストのグザヴィエ ヴェイヤン(Xavier Veilhan)。シャネルが現代アーティストに演出を依頼したのはこれが初めて。
ヴェイヤンが生み出したのはオープンシアターのような、開かれた空間でのランウェイと観客との融合。
なんと!ずっと常歩かと思いきや…すぐ近くに観客がいる曲がりくねったランウェイで、美しい駆足を披露してくれました。(2分44秒あたり)
硬さのあるグラフィカルな演出に、騎手と馬が織りなす曲線が絡み合い、オートクチュールの優美なシルエットを浮き上がらせていました。
アトリエの手仕事の集大成、オートクチュール。刺繍、宝石のようなボタン、手織りのツイード、カメリアに羽細工。纏える職人技。
今回も美しい世界をありがとう。