横浜散歩

投稿日:

2019.06.20

こんにちは Lulu.です。久しぶりに会う友人と「ブラブラ散歩しながら話したいねー」ということで横浜。横浜ベイスターズなJR関内駅からスタートです。

まずは、「横浜市庁舎」でお昼。市議会が行われる市会棟の地下にある「横浜市役所 第三食堂 かをり」。一般の人は入れないエリアですが、この地下食堂はOK。

お役所な薄暗い廊下の先にある安くて美味しい食堂。

食品サンプル好きな友人が凝視していたウィンドウ。官庁らしい昭和感がイイ。

横浜の老舗、1969年創業のフレンチレストラン「かをり」が運営しているので、味はお墨付き。横浜で愛されてきた「かをり」のレーズンサンドもここで購入できます。

そしてやっぱり選ぶのは横浜発祥のナポリタン。太めの麺に濃厚なソースが絡んだボリュームたっぷりな580円。このお値段で申し訳ないほどキチンと美味です。

そしてホテル ニューグランドへ。終戦後、GHQ将校の宿舎として接収されたこのホテルで生まれたのがナポリタン。米兵の持ち込んだ軍用保存食の中にケチャップとスパゲッティがあったそうで、そのケチャップスパゲティをホテルクオリティに昇華したのが2代目総料理長 入江茂忠氏。

このクラシックホテル本館の設計は、銀座和光を手がけた渡辺仁氏。

好きなのが本館大階段。

ゆったりした時間が流れるザ・ロビー。

マッカーサー元帥が滞在し、作家 大佛次郎が愛したホテル。日本が大きく変化する時代を見つめてきたホテル。

ロビーでゆっくり話した後向かったのは、赤レンガパークの奥にある「海上保安資料館 横浜館」。2001年12月22日に発生した、九州南西海域工作船事件にかかる工作船や回収物などが展示されています。

海上保安庁の巡視船と交戦した後、自沈した不審船は引き上げられ、鹿児島での展示後、東京の「船の科学館」で公開されました。この事件を風化させない為、そして海上保安の必要性を広く知ってもらう為に、横浜での保存・展示が決まったそうです。

立ち寄る度に買おうかなーと悩んでたタテゴトアザラシの「うみまる」と「うーみん」。「このコは訓練生、このコは二等海上保安正〜でね、長い時間の潜水訓練などが厳しくてここまでくるのは大変なのよね」などお話を伺いながら見るとみんな愛しい。で、今日は目が合ったコを連れて帰りました。官の作るキャラクターって…共通点あるよね。

ここまで来たらカップヌードル ミュージアムで作っていきますか、ってことで入館。

素晴らしく気持ちがいいのがこの吹き抜け。空間の使い方が見事です。

細部まで手抜きなし。

300円でカップを買って、

俄然張り切って集中。

クリムトっぽく〜って言ってた友人は、細いペンがないことを嘆き、最終的にサイコにテーマを変えた。教訓「次回はキチンとデザインを考えてから来よう」。

トッピングを4種類選び

「あのーナルトが汁を全て吸ってしまう可能性が…」という指摘にも関わらず「ひよこちゃん4倍で」とサイコなオーダーをしていた友人。細いペンがなかったのが余程ひびいたに違いない。

シュリンク包装をして

エアパッケージに空気を入れて「マイカップヌードル」の完成。

「チキンラーメン」から始まるインスタントラーメンのフルラインナップ。圧倒的な数のパッケージが、美しいバランスで展示されています。

日清食品創業者 安藤百福(あんどう ももふく)氏が96年間の生涯を通じて持ち続けた「最後まで諦めない執念」、そして新しい”食”のために世に尽くした想い、がひしひしと感じられるミュージアム。

無重力状態で食べる様々な工夫が凝らされた「スペース・ラム」。

情熱を傾けられること、心底好きなこと、はどんなことにぶち当たっても砕けない。どんなに踏みにじられてもまたムクムクと芽を出す。それを伸ばすこと、そしてそれを通じて世に貢献することが個々に与えられた使命なんだろうなーと感じた。

このカップ欲しかったけど…高価だったので断念。

JALの「うどんですかい」シリーズはネーミングとともに秀逸。

めちゃくちゃ悩んだ結果、マグネットを連れて帰る。

「次に迎えに来るから待っててね」と約束してきたトミカたち。

ということで、関内からみなとみらいまでの充実した散歩でした。

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