ドリスとラクロワの共作!Dries Van Noten Spring 2020

投稿日:

2019.09.26

こんにちは Lulu.です。昨日25日(現地時間15時)ドリス2020年春夏のショーが開催されました。PCの前にスタンバイし、ライブストリーミングを凝視。最初に流れてきたのがクリスチャン・ラクロワとの共作という文字。えええ!!!なになに、どうなってるの!頭の中の整理がつかないうちにファーストルック。

ああ、ラクロワだ!そこに静謐なドリスが存在してる。全ルックがラクロワとの共作という夢のようなコレクション。

トラにシマウマにレオパード〜動物たちが、麗しいジャカードやプリント、ラッフルに踊ります。

ああ、こうなるのか。ラクロワの装飾過多なファンタジアと、ドリスの知性と品性が組み合わさると、こんな風に情熱を秘めた知的な美しさを醸し出すのか。

私がラクロワと出会ったのは、1991年大学の購買で手に取ったインテリア雑誌。サンジェルマン・デ・プレにある彼の家の濃密な内装に瞬時に引き込まれた。南仏アルルで育ったラクロワの色彩が溢れ、パッチワークのように好きなものを張り合わせた独特の空間コラージュ。

赤い食堂には、闘牛士=マタドール。

マタドールなジャケットがコレクションの随所に登場していました。

肩に張り付いた豪華な刺繍(これ、付け襟的なものと思ったら…くっ付いていているそうです。)もまた闘牛士の衣装を彷彿とさせる。

そして、この黄色の壁とカーテンが私のラクロワのイメージ。

だから黄色。今回のコレクションで真っ先に目に飛び込んできたのが黄色。

フューシャピンクも印象的でした。2016年春夏を思い出しますね。

Dries Van Noten Spring 2016

今の眼で見返すと新たな発見があるわー

PCの前で喝采。一人でスタンディングオベーション。ミュージアム級の共作を見られて、手に取ることが出来るということに感謝。ありがとうドリス!ありがとうムッシュ ラクロワ!

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